タクシー運転手、ハイヤー運転手の良し悪しとは? [タクシー運転手、ハイヤー運転手の良し悪し]
厳しいか厳しくないかは人それぞれで、とにかく研修過程を終了して無事ハイヤーの運転手としてデビューをすることになりました。
ただ、タクシーとは違い、ハイヤーはある程度年功序列なところがあり、ハイヤーの運転手になったからといってすぐに良い仕事は回ってはきません
良い仕事というのは勤続年数も含め、経験値が高いベテランの先輩方達で埋まっています。
まだ慣れない新人のうちはスポット的(単発)な仕事なり、少し慣れてきたら先輩方のスペアとして仕事をさせられます。
ですから最初の半年ぐらいまではもちろん給料的な物は満足するような金額は貰えないと思っていた方が懸命でしょう
ですが、タクシーの仕事と比べれば遥かに体は楽になります
タクシーの時は常時走っていたキロ数が250キロから300キロ、忙しい時は350キロも1日で走ることも結構ありましたから
仕事が終わるともうクタクタになってしまい、始発で家に帰ってからも1日中寝ているということも度々ありました。
ハイヤーはタクシーと違い、走行距離にすればかなり少ない方です
都内をあちこち回っても1日にいいとこ50キロも走るか走らないかなんていう日がザラにあります。
それ以外はハイヤーの運転手というのは「待機」している時間の方が長いのです。
この「待機」時間には多少居眠りをしたり、本を読んだり、また待機所にはテレビがありますのでそれを見ているのも自由です。
ですから、お客様に接客し運転をしているよりも、「待機時間」の方が圧倒的に長いので体の面に関しては非常に楽だというのは実感しました。
とくに土曜日や日曜日によく入る仕事でゴルフ場への送迎というのがあります。
朝営業所を出発するのは4時代、5時代と激早ですが、お客様をご自宅までお迎えに行き、ゴルフ場へお連れして、ゴルフが終わればまたご自宅へお送りするという仕事ですが
ゴルフ場へ行ってお客様を降ろせばそれから夕方近くまでは自由なのでこの時なんかはほんとのんびりとできるので好きな仕事の一つでもありました
休日面においては基本タクシーの場合は月に12日前後の勤務ですから、それを除く約16日から18日が休みになりますが
ハイヤーの場合は基本の勤務が16日~17日ありますのでタクシーより休みは少ないです
更に、泊りがけの勤務というのが基本ですから自宅に戻れるのは週に2~3日といったところでしょうか。
後はハイヤー運転手が気を配らなければいけない点として車の手入れがあります。
タクシーの場合だったらさほど車体の汚れなどは気にしなくても仕事ができるし、仕事が終わって洗車するのが面倒ならば営業所への帰りがけに有料のタクシー洗車所がありますので
そこで1000円払えばスタッフがピカピカにしてくれますので自分で洗車する必要もなく楽をできます
しかしハイヤーの場合はほとんどの車が黒塗りの高級車なので、常時ワックスを掛けて綺麗にするのはもちろんのこと
仕事中に雨など降ってしまった場合なんかは雨がやめば車を即綺麗に拭いたりだとかという面倒な作業をしなければなりません
私は元来が怠け者の部類に入る人間ですので、こういう作業はほんと面倒くさかったですね
その他タクシーとハイヤーの違いは「人間関係のストレス」が溜まるか溜まらないかという部分があります。
どこの職場にもいるじゃないですか、自分とは合わない人間というのが
でも、普通会社の中で働いていたならば嫌でもそういう人間と接しなければいけない
それがストレスとなってうつ病になったり、出社拒否なんていうことが世間ではザラにありますよね
例えばタクシーの場合だったら、朝一旦営業所を出てしまえば仕事が終わって帰るまでの間にお客様以外の人間と一緒にいることもありません
更に営業所内でも自分の相性の合う人間以外とは別に口をきこうがきくまいが自分の自由なのです
でも、ハイヤーの場合はそういう訳にはいきません
仕事が無い時は待機所にて待機するというのが基本ですから、そこには他の運転手たちもたくさんいます
中には相性の合わない人もいるでしょう
話をしたくない時に向こうから話しかけられれば話をせざるを得ないこともしばしばあります
もちろん私にもそういうのはありました
変な言い方ですが「コイツとは極力顔を合わせたくない」という人間だっていました
ですから多少なりとものストレスは感じたというのは否めません
でも、我慢しなければいけないのもハイヤー運転手としての宿命です。
「どちらかと言えば僕は人と接するのは苦手な方で仕事は黙々とやりたい」っていう人はタクシーの方が合うでしょうし
「僕は人と話すのは苦痛でもなんでもないし、楽しんで仕事をやりたい」っていう人はハイヤーにも向いているでしょう。
もちろん生活していくために「お金」が必要なのは言うまでもなく、できれば給料の高い方で仕事をやりたいと思われるのも人情でしょう
しかし、お金以外の細かいこと、良し悪しというのがタクシー運転手にもハイヤー運転手にもあるということを覚えておいて欲しいと思います
まぁ、大雑把にお話しをしてきましたが、あなたはどのように思われたでしょうか?
私はある事情でハイヤーの運転手を一旦辞め、それから5年ぐらい経ってまた「ハイタク業界」に戻ってきました
もちろんハイヤーかタクシーかの選択があったのですが、気付いたらタクシーの運転手をやっていました。
ほんと、こればかりは人それぞれの選択でしょうが、私にはタクシーというのが合っているんだと思いました。
ただ、タクシーとは違い、ハイヤーはある程度年功序列なところがあり、ハイヤーの運転手になったからといってすぐに良い仕事は回ってはきません
良い仕事というのは勤続年数も含め、経験値が高いベテランの先輩方達で埋まっています。
まだ慣れない新人のうちはスポット的(単発)な仕事なり、少し慣れてきたら先輩方のスペアとして仕事をさせられます。
ですから最初の半年ぐらいまではもちろん給料的な物は満足するような金額は貰えないと思っていた方が懸命でしょう
ですが、タクシーの仕事と比べれば遥かに体は楽になります
タクシーの時は常時走っていたキロ数が250キロから300キロ、忙しい時は350キロも1日で走ることも結構ありましたから
仕事が終わるともうクタクタになってしまい、始発で家に帰ってからも1日中寝ているということも度々ありました。
ハイヤーはタクシーと違い、走行距離にすればかなり少ない方です
都内をあちこち回っても1日にいいとこ50キロも走るか走らないかなんていう日がザラにあります。
それ以外はハイヤーの運転手というのは「待機」している時間の方が長いのです。
この「待機」時間には多少居眠りをしたり、本を読んだり、また待機所にはテレビがありますのでそれを見ているのも自由です。
ですから、お客様に接客し運転をしているよりも、「待機時間」の方が圧倒的に長いので体の面に関しては非常に楽だというのは実感しました。
とくに土曜日や日曜日によく入る仕事でゴルフ場への送迎というのがあります。
朝営業所を出発するのは4時代、5時代と激早ですが、お客様をご自宅までお迎えに行き、ゴルフ場へお連れして、ゴルフが終わればまたご自宅へお送りするという仕事ですが
ゴルフ場へ行ってお客様を降ろせばそれから夕方近くまでは自由なのでこの時なんかはほんとのんびりとできるので好きな仕事の一つでもありました
休日面においては基本タクシーの場合は月に12日前後の勤務ですから、それを除く約16日から18日が休みになりますが
ハイヤーの場合は基本の勤務が16日~17日ありますのでタクシーより休みは少ないです
更に、泊りがけの勤務というのが基本ですから自宅に戻れるのは週に2~3日といったところでしょうか。
後はハイヤー運転手が気を配らなければいけない点として車の手入れがあります。
タクシーの場合だったらさほど車体の汚れなどは気にしなくても仕事ができるし、仕事が終わって洗車するのが面倒ならば営業所への帰りがけに有料のタクシー洗車所がありますので
そこで1000円払えばスタッフがピカピカにしてくれますので自分で洗車する必要もなく楽をできます
しかしハイヤーの場合はほとんどの車が黒塗りの高級車なので、常時ワックスを掛けて綺麗にするのはもちろんのこと
仕事中に雨など降ってしまった場合なんかは雨がやめば車を即綺麗に拭いたりだとかという面倒な作業をしなければなりません
私は元来が怠け者の部類に入る人間ですので、こういう作業はほんと面倒くさかったですね
その他タクシーとハイヤーの違いは「人間関係のストレス」が溜まるか溜まらないかという部分があります。
どこの職場にもいるじゃないですか、自分とは合わない人間というのが
でも、普通会社の中で働いていたならば嫌でもそういう人間と接しなければいけない
それがストレスとなってうつ病になったり、出社拒否なんていうことが世間ではザラにありますよね
例えばタクシーの場合だったら、朝一旦営業所を出てしまえば仕事が終わって帰るまでの間にお客様以外の人間と一緒にいることもありません
更に営業所内でも自分の相性の合う人間以外とは別に口をきこうがきくまいが自分の自由なのです
でも、ハイヤーの場合はそういう訳にはいきません
仕事が無い時は待機所にて待機するというのが基本ですから、そこには他の運転手たちもたくさんいます
中には相性の合わない人もいるでしょう
話をしたくない時に向こうから話しかけられれば話をせざるを得ないこともしばしばあります
もちろん私にもそういうのはありました
変な言い方ですが「コイツとは極力顔を合わせたくない」という人間だっていました
ですから多少なりとものストレスは感じたというのは否めません
でも、我慢しなければいけないのもハイヤー運転手としての宿命です。
「どちらかと言えば僕は人と接するのは苦手な方で仕事は黙々とやりたい」っていう人はタクシーの方が合うでしょうし
「僕は人と話すのは苦痛でもなんでもないし、楽しんで仕事をやりたい」っていう人はハイヤーにも向いているでしょう。
もちろん生活していくために「お金」が必要なのは言うまでもなく、できれば給料の高い方で仕事をやりたいと思われるのも人情でしょう
しかし、お金以外の細かいこと、良し悪しというのがタクシー運転手にもハイヤー運転手にもあるということを覚えておいて欲しいと思います
まぁ、大雑把にお話しをしてきましたが、あなたはどのように思われたでしょうか?
私はある事情でハイヤーの運転手を一旦辞め、それから5年ぐらい経ってまた「ハイタク業界」に戻ってきました
もちろんハイヤーかタクシーかの選択があったのですが、気付いたらタクシーの運転手をやっていました。
ほんと、こればかりは人それぞれの選択でしょうが、私にはタクシーというのが合っているんだと思いました。