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タクシー運転手とは真逆!ハイヤー運転手に課せられる細かいサービス [タクシーとは違うハイヤーのサービス]

長いようであっという間の1年間でした。

気楽だし、給料もそこそこだし、このままタクシー運転手でやっていこうかなとも考えましたが

私は当初の希望もありハイヤー部門の方へいかせてもらいました。

まぁ、最初からある程度予測できたことではありましたが

今度はハイヤー運転手としての心構えというか接客、マナー、運転技術などを見るトータル的な研修というのがありました。

地理に関してはタクシーである程度覚えることができたので問題はなかったですが

それ以外の項目に関してはタクシーとはまったく正反対

タクシーにはとかく急がれるお客様が乗られることが多いので、運転も多少荒くなったりブレーキの踏み方も急になることが多くても別に文句も言われません

とにかく無事に目的地へ急いで、1分1秒でも速く到着させることができればよかったのですから。

でも、ハイヤーはそういう訳にはいきません

後ろにお乗りになられてらっしゃるお客様に車内ではいかに「快適」に過ごして頂くか、これが問われるのです。

ですからむやみな急発進、急ブレーキなどはもってのほか

ブレーキペダルを踏むにも細心の注意を払わなければいけないのです

それに走行中のむやみな車線変更なども行ってはいけないのです

タクシーの時はとにかくお客さんに急げとせかされ、バンバン車線変更をしなければいけなかったのが、今度は真逆です。

そういう車の運転一つにしてもハイヤーの運転手は気を配らなければいけないのです。







それとお客様をお乗せする場合は、タクシーならばレバーを持ち上げ後部座席のドアを手動で開けて乗せますが

ハイヤーは運転席から降りて素早く後部へ回り、ドアを自分の手で開閉しなければいけないのです

これは雨が降っていようが雪が降っていようが関係ありません

それにお客様が極力濡れないように傘をかざしてさしあげなければいけません

お客様がお乗りになる時間がある程度わかっていれば当然ながら車の外で立って待っていなければいけないこともしばしばです。

更に、ドアの開閉にも注意をしなければならず、音が大きくなるような閉め方はご法度であって、あまり音が立たないようなソフトな閉め方をしないといけないのです。

そして、大きなお荷物がある場合、タクシーなら乗ったままトランクを開けてあげてお客さんが荷物をトランクに積むようなセルフサービスも許されますが

ハイヤーの場合は当然運転手がそのお荷物をトランクへ積まなければいけないのです

旅行へいかれる時のスーツケースなり、ゴルフへ行かれる時のゴルフバックなり全て運転手が積み下ろしをするのです。

タクシーと違って、言葉は悪いですが割と面倒くさく細かいことがハイヤーの運転手には求められるのであります。

このようにハイヤー運転手としてデビューする前には細かな研修というのが課せられることになるのです。
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